多くの若者が、志願して特攻隊となり、戦場に散っていきました。
神風特攻隊と自爆テロは、その精神において全く違うものです。
イスラム教徒の自爆テロはカルトです。神のために死ねば天国へ行けるらしいから、罪の無い大勢を道連れにして死ぬ。それは結局、天国へ行きたい自分のためであり、まったく自己中心的な愚かな行為です。
しかし、精神の国、日本の神風特攻隊は違いました。
「私がやらなければ、父様、母様が死んでしまう」
お父さん、お母さん、愛する家族を守るために、愛する故郷を守るために皆死んでいったのです。彼らは平和を愛していたのです。
当時、アジアとアフリカの大部分は、有色人種を人間として認めない白人たちによって植民地化され、虐殺されたり搾取されたりしていたという「現実」がありました。
日本が勝ち目が無いとわかっていて大東亜戦争に突入したのは、そういう地獄のような現実を終わらせるためでした。
「大東亜戦争の真実 白人たちにとって私たち有色人種は人間ではなかった」
http://www.yaei-sakura.net/index.php?society_h0022
戦争はあってはならないものです。しかし、今でも戦争や地域紛争が起きているという現実があります。自分がやりたくなくても戦争を仕掛ける者がいる限り、自分の国を守る手段は必要です。
それは、暴力はあってはならないものだが、現実にはそれがあるから警察が必要であるという理屈と同じです。
特攻隊員たちの行為を愚かだったとは言ってはならない。
(やしろたかひろ)
特攻隊の遺書