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2009年06月08日

日本のエコビレッジ、木の花ファミリー

日本を代表するエコビレッジである「木の花ファミリー」の体験ツアーに参加してきました。

木の花ファミリーは、富士山麓に約50名の血縁を超えた老若男女が農業を営みながら共同生活をしています。
今年の4月に世界的なエコビレッジ・ネットワークの創設者であるヒルダー&ロス・ジャクソン夫妻が訪問され、イタリアのダマヌール、エストニアのリロルーと共に、木の花ファミリーを精神性が優れている世界三大エコビレッジのひとつに位置づけたそうです。

ここでは塩や油などどうしても自給できないもの以外は、主食も副食もすべて自給自足です。
ファミリーで4万5千坪強の田畑(有機栽培)や鶏舎を管理していますが、みんなで生産したものは、自給用以外は商品化して現金収入を得ます。
収入はいったんメンバーに均等割で分配されますが、その内一定額はファミリー全体の財布の中に拠出され、それが全員の食費、光熱費、教育費、慶弔費、税金など基本的な生活費に充てられます。
車を数台所有しておりディーゼルエンジンで走ります。近所の飲食店等から廃油を集めてきて精製しバイオ燃料にしています。
これらの運営の仕組みは、今後新しくできるエコビレッジには大いに参考になると思います。

ツアーで参加すると、到着してすぐにファミリーの方々と一緒に自然菜食の昼ごはんがあります。
長岡式酵素玄米を木の花流にアレンジしたおいしいご飯をいただきました。
ファミリーの方々の食事は、半断食の実践ということで朝食を抜き一日二食ですが、皆良く働き、良く食べます。毎度の食事の品数の多さにはびっくりでした。

食事の前後には、3〜4歳ぐらいの年齢の子供から「いただきますをします」「ごちそうさまをします」という、元気で可愛らしい声の号令がかかります。
ここでは、すべての事が親子・兄弟という血縁の枠を超えて進められていきます。子育てもファミリー全体で行ないます。
一般的に、家族関係の良し悪しはその家庭の子供を見るとわかるといわれていますが、木の花ファミリーの子供たちは、みんな自然体で明るく、伸び伸びと育っているように見えました。
わがままを言ってぐずったりしている子供も、喧嘩をしているような子供もほとんど見られませんでした。

大人たちも皆大らかです。ただし約50人の大家族が一緒に暮らしていますから、とくに仕事上などでは考え方の違いや行き違いがたびたび起こります。
それらを解決する場が毎晩行なわれる大人会議です。

農的共同体と言われている木の花ファミリーですが、その本当の目的は作物を育てることではなく、心を育てることだと言います。
ファミリーの毎日の活動の中で、ある意味で農作業よりも重要とされているのが大人会議です。
その会議の目的は精神性を高めること。プライバシーをすべて明かして心の問題をはじめあらゆる問題をシェアし合うことにより、自他を区別しない心を育てるのだそうです。

また木の花ファミリーは決して外の世界から閉ざされたコミュニティーではなく、いつでも見学者や滞在体験を希望する人を受け入れており、近隣の人々や行政機関、学校などともうまく交流しています。

すべての活動の中に流れている根本的な考え方は、地球全体、そして宇宙全体の命のつながりを意識すること。自然の法則、循環の法則に沿って生活していくということです。
木の花ファミリーに流れている思想については、メールマガジンの中でもう少し詳しくご紹介する予定です。

(やしろたかひろ)


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タグ:親子・家族
posted by takahiro at 21:22| Comment(0) | 世の中が変わる
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