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2012年08月15日

8月8日のデモ行進。生活保護受給者は幸せなのか?

8月8日は、葉っぱの日。大麻取締法に反対する人たちのお祭りがあった日ですが、東京では日比谷公園から出発したあるデモがありました。
このお盆の間に、都会から農村へ帰省された方もいるでしょう。そこで何かを感じてきた方もいるのではないでしょうか。
葉っぱには表と裏があります。大麻取締法とこの問題は表裏一体であることに、皆様、どうか気づいてください。

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人気お笑い芸人の母親が生活保護を受けていたとして批判されたのをきっかけに、生活保護制度への風当たりが強まっている。
「社会に迷惑掛けてるクズ」「宿主を殺す寄生虫は駆除すべき」…。
ネットの掲示板には容赦ない批判が並んだ。

生活保護の利用者や支援者らが8月8日、生活保護の制度改革に反対し、東京・霞が関の官庁街周辺をデモ行進した。
生活保護受給者の声を知ってもらおうと有志約100人が企画した。「命をつなぐ生活保護は恥じゃない」「苦しい時みんなで使おう生活保護」「改悪にNO」などと書かれたメッセージボードを掲げた参加者が「厚生労働省は当事者の声を聞け」「財務省は人の命を財源で語るな」などと、政府庁舎前で訴えた。
このデモに対するネット上の声は「デモやってる暇あったら求職活動しろ」、「義務を果たしてから権利を主張せいや」、「こうやって当然の権利のごとく訴えることは明らかに恥。」、「命をつなぐために生活保護を受けることは必要。だからといって恥じる必要はないというのは大間違い。恥だからこそ、そこから抜け出そうとするのでは?」、「恥だと自覚しないから不正をしてまで受給する人がでてくる」などといった批判的な意見が圧倒的に多い。

(ニュース記事より)

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生活保護受給者は近年、低年齢化しています。働き盛りの年代の人たちが仕事についていないケースが多くみられます。果たして彼らは怠け者なのでしょうか。

ハローワークへ行ってみると、求人は確かにあります。一見して、就職するのはそれほど難しくないようにも見えます。、
そのことを根拠にして、テレビに出演している評論家など世間の人々は「職種を選ばなければ仕事なんていくらでもあるんだ」と、若者たちを批判しているのです。
しかし、批判する人たちは有効求人倍率という数字のトリックに惑わされて本質を見ていません。特殊な経験や専門技能でも持っている人でなければ、安定した生活の出来る仕事にはなかなかありつけないのが現実なのです。

求人数が多い職種は飲食店の店員、警備員、新規開拓の営業職など。

飲食店の店員も警備員も非正規雇用が多い。
正規雇用社員と同じ時間労働させると社会保険に加入させなければならないので、シフト制で一日数時間しか働かせてもらえないケースもある。そのような場合、月収は税込みで10万円にもならない。
警備員は一日8時間働かせてもらえるが、毎日仕事があるわけではなく、仕事の無い日は無給である。やはり月収は10万円そこそこか。
これらはいわゆるワーキングプアを生み出している職種であり、家賃を払って生活している人や扶養家族がいるような人がそのような仕事を長く続けていたら、逆に生活が破たんしてしまう。
事業者側の立場からすれば、このような業界は全従業員を正社員にできるほど利益が上がらないので致し方ないのだろう。

求人数が多く、正社員として採用してもらえる可能性が高いのは、住宅や生命保険、金融などの新規開拓営業である。
しかし、それらの中には固定給が非常に低く、歩合制ありの給与体系という雇用形態も多い。また営業職なので実労働時間が長く残業代は付かず、成績が上がらなければまともな収入を得られないばかりか、会社から厳しい叱責を受ける。そのような労働環境の中で、精神的に疲労した社員がどんどんやめていくというケースの多い職場です。
そのような会社は離職率が高いため、常に求人を掛け続けているので、ハローワークの有効求人倍率の引き上げに貢献しているのだ。

「選らばなければ仕事はある」と批評する評論家の人たちには、ぜひこのような仕事を自分で体験してみて欲しいと思います。
失業者の多くは職種を選んでいるから仕事にありつけないのではなくて、厳しい現実に付いていけないのです。
しかも、現代は疎遠・無縁社会。苦しい時に励まし合ったり助け合ったりする仲間もいません。
生活保護を申請するのは、そういう人たちの最後の手段である場合が多いのです。


それでは、生活保護費を受給することができたら、その人たちはそれで救われたと言えるのでしょうか?
国費で生きる権利を保障されている生活保護受給者は、果たして幸せだと感じているのでしょうか?

『生活保護受給者の自殺率は一般の2倍、20代の若者では6倍』

これが現実です。


モノカネだけでは、人は幸せになれないのです。
生活保護費を受給している若者たちには負い目や屈辱感もあるでしょう。そのような心理から、友達とも交流しずらくなっているでしょう。
人の絆を感じていなければ人間は幸せを感じないし、再起する力も、生きる意欲すらも喪失してしまうのです。

昔の日本の農村社会は、親戚同士やご近所同士て助け合って、お金か無くてもなんとか生活することができたし、人の絆を感じることが出来たから、貧しくともみんな幸せでした。
生活保護問題を含め、多くの社会問題の裏には、戦後日本に対するアメリカの戦略があります。
貨幣経済が進み、農村が衰退して食糧輸入大国となり、地下資源依存社会となり、サラリーマンが増えて核家族化・無縁社会化が進んだことが、現代日本にある様々な問題の根本原因です。

本来、人間はお金が無くても生きていけます。人間が生活するために必要なのは、お金ではありません。食糧と、着る物と、住む所と、人の絆さえあれば、私たちは幸せに生きていけるのです。
農業が復活し、みんながモノを造る職人になれば、自給自足社会になります。
自給自足社会では人間関係が大切になるので、核家族化や無縁社会化も止まります。
自給自足社会の中では不況もありません。国際経済の動向にも左右されません。お金を稼ぐことに必死にならなくても、みんな幸せに生きていけるのです。


▼生活保護問題対策全国会議
http://seikatuhogotaisaku.blog.fc2blog.net/

(やしろたかひろ)

タグ:人権と福祉
posted by takahiro at 16:00| Comment(1) | 現代社会を考える
この記事へのコメント
生活保護が批判されている原因は在日韓国人や中国人が生活保護を受けているからです。

外国人のために日本人の税金がつかわれているのです。
Posted by 名無し at 2013年06月19日 18:00
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