子どものいじめの問題は、学校任せでなく市や親、住民ら地域全体で問題に取り組もう、という条例です。
みんなで子を見守り、声をかけ、安心して過ごせる場をつくるよう努めてください、いじめを見つけたらすぐに学校や市などに知らせてください、という内容です。
一昔前の日本の農村には、子供は地域社会全体で育てるものであるという考え方がありました。条例が無くても、そういうことは大人たちの当然の了解事項でした。
子供たちもそれを理解していたから、道で大人と通りすがったら、それがたとえ見ず知らずの他人であったとしても、子供のほうから「こんにちは」と挨拶をしたものでした。
学校はモンスターペアレントなど居ませんでしたし、今ほど体罰などに関して厳しくチェックされていませんでしたから、子供同士のケンカやいじめに対して、先生は子供たちに今よりも厳しく対応することが可能でした。
しかし、それでも、いじめというのはありました。
いじめは、いじめる側にも、いじめられる側にも親の問題があります。
http://iyasaka.saloon.jp/article/57931245.html
まずは大人たちが精神的に大人にならなければ、いじめはなくならないのです。
(やしろたかひろ)
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