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2012年11月22日

TPP加盟で日本経済が崩壊する!

昨日は、TPPに参加すると日本の食糧自給率が下がり、さらに日本人の食の安全が脅かされるということについて触れました。
http://iyasaka.saloon.jp/article/60198045.html

食糧のことは私たちの身近な問題ですが、TPPの内容は関税の撤廃と国ごとに異なる貿易ルールの統一ですから、その影響を受けるのは農業だけではありません。
TPPがこれまでの貿易自由化協定と異なる点は、国ごとに異なる事情が考慮されず、一切の例外が認められないことです。
そして、物の流通だけではなく、サービス、金融、投資、人の移動、公共事業の入札なども自由化の対象になります。

TPP参加で、日本国はアメリカに再占領されてしまいます。

「TPPの標的は日本である。日本が開国すれば、欧米や中国の巨大資本は日本の森林や土地、企業などを合法的に買いあさることができる。
その上、金融・エネルギー・放送業界等に参入でき、学校や病院を投資対象にできる。
日本の近海に埋蔵されているメタンハイドレートとレアメタルの採掘権もTPPの対象であり、外資が独占販売することも可能なのだ。」
(中丸 薫)

「TPPに参加しても日本の輸出は伸びす、むしろ円高が加速してデフレを悪化させます。
アメリカは、医療サービス、公共サービス、弁護士活動などを日本に輸出したいと考えています。
農業で言えば、狙われるのは日本の農地と農業法人です。カナダの農業は、すでにアメリカ資本に支配されてしまっています。」
(東谷 暁 / 関西テレビ「アンカー」にて)

たとえば、アメリカが日本に医療サービスの輸出をしてくるようになれば、日本の医療保険制度が邪魔だとしてその撤廃を求めてくるというようなケースもあり得ます。

「アンカー」に出演した東谷暁氏の話の内容は、以下のサイトでご覧ください。
http://vimeo.com/26307609

(やしろたかひろ)


関西テレビ「アンカー」より

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posted by takahiro at 11:02| Comment(0) | 現代社会を考える
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