原発、TPP、改憲など大きな課題がある中で、この政権の今の選択が正しいか間違っているかという三次元的な評価はここでは置いておくことにして、この政権を四次元・五次元レベルで評価したときに私は好ましい方向であると考えています。
今回の政権の大きな特徴は、それこそ異次元的とも言える支持率の高さです。
国民の政府に対する不安感や不信感は、そのまま日本国に対する不安感や不信感につながります。大衆の集合意識がそのようなネガティブな方向へ傾いているうちは、日本人が次元上昇を遂げることは難しかったのです。
これまで長く続いていた、頼りない政府、頼りない日本にピリオドが打たれたということは、集合意識という視点で見た時に日本が次元上昇をする基盤ができたことを意味します。
そして安倍政権の「取り戻せ、日本を。」というスローガン、日本独自の伝統や文化を海外に売り込むクールジャパン政策などは、日本から世界を変えていこうという姿勢の現れです。
さらに、改憲議論の中で繰り返されている「占領軍に押し付けられたもの」というフレーズ、また金融政策の「異次元」というワードなども含めて、安倍政権の至るところから大麻草の解放を連想させる言葉が発せられているのです。
あとは現実的な問題になりますが、何かのきっかけで現実の部分が一気に好転する可能性を含んだ政権ではないかと思います。
その「きっかけ」になるものとは・・・、大衆意識の動向でないかと考えます。
「大衆意識」とひとことで言ってしまうと、脱原発集会で東京に1万5000人集まっても何も変わらなかったじゃないかとネガティブな評価をされる方もいるかもしれません。しかし、果たして1万5000人が多い数でしょうか?
署名が1000万人集まれば変わるでしょうか? 署名は無いよりもたくさんあったほうが良いと思いますが、しかし、事務的に集められた署名の「数」にこだわり過ぎていたらうまくいかないと思うのです。一人一人がどれたけ心を込めて署名したかのほうが重要です。
新次元への移行期では、どこかに人を何人集めた、署名をいくつ集めたといった物理的な数量よりも、人々の無形のポジティブな集合意識の大きさのほうが現実を変えるエネルギーになるのです。
では、そのような集合意識を創っていくためにどうしたら良いかですが、これも安倍政権がヒントを示してくれています。
インターネット選挙の話題も取り沙汰されていますが、安倍晋三氏は、無類のインターネット好きな首相です。
「Facebookは女房が始めました。それを見ていて、私は最初、これやめたほうがいいんじゃないかと言ったんです。ハマるから。・・・
いまおかげさまでFacebookで31万人の人にフォローしていただいておりますけど、いろいろな意見がきて、本当に参考になりますし、・・・
テレビですと、どうしても編集されますので、インターネットだと編集されずに自分の考えをそのままストレートに伝えることができます。」
(ニコニコ超会議において)
エジプトでは、Facebookでつながった大衆が蜂起して革命が起きました。
安倍政権のこのような動きは、日本でもインターネットの影響力で革命が起こるような可能性が高まってきた時期的なタイミングの到来を意味しているのではないかと思います。
(やしろたかひろ)
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