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2013年10月23日

放射能問題に対するネットユーザーたちの暴走

facebookなどで、現在も多くの人によって放射能情報がシェアされています。
未だに除染問題・汚染水問題が解決されておらず、真実の情報が公開されること、そして専門家によるしがらみの無い見解が公表されることは引き続き重要であると思います。
ところが、ネットに流れている情報の中には、裏付けのはっきりしていない見解や単なる憶測で書かれた情報も大量に存在しており、それらがネットユーザーたちによってめくら滅法にシェアされている状況があります。

データを根拠に大騒ぎをしている人たちには、私のような素人目に見ても明らかに間違ったデータの読み方をしている人がいます。
また、2011年当時のデータが、あたかも現在の状況を示すデータであるかのように見えてしまうシェアのし方をしている人もいます。
中には、誰から聞いた話でもなく、自分のチャネリング情報だと言って人々の不安を煽る書き込みまであります。
このように玉石混淆の放射能情報が大量に飛び交う状況では、福島に住んでいる人たちの心理を察すれば、生きた心地がしないのではないかと思います。
現場を実際に見ている人や専門家ではない、素人のネットユーザーたちによるめくら滅法な情報や意見の拡散はスパイラルを起こし、同じ行動を起こす大衆が増殖していくという状態にブレーキが掛からなくなっていくのです。

放射能情報を拡散している人たちの共通点は、解決策を提示していないということです。そのために人々の不安心理を助長するだけになっています。
とくに、裏付けが不明確な情報ほど、大衆の不安心理を助長する傾向があります。
「水道水を飲んだら危険」という意見を拡散するのならば、水を飲まないわけにはいかないのですから、どうやったらその水道から安全な水が出るようになるのかという情報も同時に提供する責任があります。
「あんなところには住めない」という意見を流すのならば、その対象となる地域の人々の避難先や転居先について提案する責任があります。

それが信憑性のある現在のデータで、間違いなく危険であるという根拠をきちんと説明し、署名を集めるとか、基金を集めるとかの行動の伴った情報のシェアの仕方ならばまだ理解ができます。

放射性物質は、長い歳月をかけて川を伝って海へ流れていきますので、子供や子孫のことを考えるならばどこに住んでいても同じです。
今回のような豪雨を伴う大型台風は、それを加速させるでしょう。
海と言えば、ビキニ環礁ほかの核実験によって、すでに60年前から汚染されていました。

311から2年半が経過しているこの時期になればすべての人々が基礎知識を持っていますから、あとは各自で判断する段階です。行政とのやりとりや、復興への道を開いていく行動が重要です。
被災している人たちが今必要としているのは、心を軽くすることができる情報であり、心を重くするだけの曖昧な情報は必要としていません。

病気は、人間の心理と深く関係しています。
不安が病気をつくります。
ネットユーザーたちによる軽率な不安情報の拡散によって、本来は病気になる必要の無かった人たちまでもが病気になるという「二次災害」を生みだす可能性があることを認識していただきたいと思います。
スピリチュアルな言い方をすると、ネガティブ情報の拡散がネガティブな集合意識を創造し、それがネガティブな現実を創造するということがあるのです。

今、私たちがやるべきことは、みんなで問題の解決策を考えていくことです。
そして、これからの日本をどのように再構築していくか、その具体的な方法を考えていくことです。
第三者的で機械的な情報拡散作業よりも、想像力を発揮し、具体的・創造的・建設的な行動が求められます。

(やしろたかひろ)



※10月26日追記

 
この記事をアップしてから、以下のようなメッセージをいただきました。

『福島に何度か現地調査(素人レベルですが)、ネットの危険派情報のような被害は一切ありません。今の放射線量とは関係ない症状を放射能汚染だと騒いでいる。
反日勢力のデマ情報の裏も取らず、頭から放射能=危険だと勝手に決めつけてヒステリックに騒ぐ。
良識派や自然派、スピリチュアル系の人達が根こそぎデマ情報に踊らされて、反日勢力に加担していると思います。
今まで何も考えず原発エネルギーの恩恵を受けといて、事故で問題が露出すると、国を批判したり、福島県民に心無い差別を始めた。
自分達は一切何もしない癖に差別だけは一生懸命。』

『スピリチュアル系の癒し系の商品を販売している人が多いです。
フェイスブックである人の投稿を見ましたら、
秋田や盛岡で若者の突然死が増えて来た
ガン患者も増えている
疲れやすく、なにもやる気が起こらない放射能ブラブラ病が増えてきた
という書き込みがありました。
秋田や岩手で放射能病がそんなに出ているのは考え難いです。
癌が増えるとしたら甲状腺と白血病だと思いますが、それぞれどのくらい増えているのかデータで示してく欲しいです。
疲れやすく、なにもやる気が起こらずというのは心因性が強く、その地域に限った傾向ではないと思います。
自分の商品を販売するために、もう根拠の無いネガティブキャンペーンは止めてほしい。』

posted by takahiro at 12:28| Comment(6) | 現代社会を考える
この記事へのコメント
同感。
未来を明るくする
この課題を解決する
という、意思を持って、発言したいですね。
◆ 提案も添える ◆
Posted by 841 at 2013年10月24日 00:30
> 秋田や盛岡で若者の突然死が増えて来た
> ガン患者も増えている

単純に距離だけで考えると、
秋田や盛岡で放射能が人体に強い被害を与えているということは、東京や神奈川、山梨も同様ということになりますね。関東一円だめですね。
Posted by ひろ at 2013年10月26日 12:38
あ、北陸地方も全域だめです。
この情報を拡散してる人、よほど商品を売りたいんでしょうね。
Posted by ひろ at 2013年10月26日 12:46
書いている本人は正義の意識に基づいていると思いますが、相手によってはそれを悪意と感じる場合もあるのです。
バランス感覚が大事。不特定多数に読ませることを意識した文章は、思いやりも必要です。
このケースでは、例えば福島に住んでいて逃げ場の無い人たちが自分の文章を読んでどう思うか、そのような想像力が必要です。

Posted by やしろたかひろ at 2013年10月30日 11:00
関西や沖縄に住んでいる人間が、いつのデータか、どこから出たデータかわからないものを面白おかしくフェイスブックに貼りまくる。
そして東北や関東に住んでいる者を脅す。
そういう思いやりのない書き込みはやめてほしいです。まったく!
Posted by 般若 at 2013年11月21日 18:07
クリスマスイブのイベントの日にも、ネットユーザーたちの間で原発事故関連のネガティブなデータがシェアされ続けていたという現実があります。
何日も前の、同じようなデータが、しつこいほど何度もシェアされています。
それらをシェアしている人たちの多くは、放射能被害から比較的安全な地域に住んでいる人たちです。
そのようなシェア活動の反復をすることによって多くの人々が救われる(危険区域に住む人たちに、家族全員で移住していただく安全な場所・住居を紹介できる)という考えでもあるのならば別ですが、結果として逃げ場の無い人たちにクリスマスイブの日に脅しをかけるだけの行為をしているネットユーザーたちの良識を私は疑います。
怒りの矛先を東電や政府へ向けるのは良いが、家族団らん中の不特定多数の大衆に向けて、失意と恐怖の集合意識を拡大すべきではない。
普段においても、そのような情報をシェアする人は、署名活動や基金募集活動等とセットで行ってほしい。
Posted by やしろたかひろ at 2014年01月12日 14:22
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