
私は都内→さいたま市と大都市圏に住んでいた期間が長かったのですが、2000年に栃木県へ転居してきました。
私が今住んでいる場所はJRの在来線各駅停車で都心まで1時間半で行ける位置にあるのですが、ここに住むようになってから変わったことは自分が運動不足になったということです。
なぜならば、自家用車を所有したからです。
電車やバスが四方八方に走っている都会では、生活のために車を所有する必要が全くありません。
しかし、電車やバスがあったとしても行先的に限定されていたり本数が少なかったりという地方では、車が生活必需品になっています。
都会に住んで移動に電車を利用していた時には、自宅から駅、駅から目的地までの数百メートルの距離を毎日歩くだけでも健康のために役立っていました。
ところが、仕事でも買い物でも自宅から目的地まで車で移動してしまう地方の暮らしでは、どうしても運動不足になってしまうのです。
地方の人たちは、ファミリーで移動することが出来るように6人乗りのワゴン自動車などを購入する人が多いのですが、実際には家族全員で移動する機会というのは少なく、ほとんどの場合ではその車に1人か2人しか乗りません。
1人か2人しか乗っていない5人乗り、6人乗りの自家用車の列によって道路の渋滞が起きているのが地方社会の普段の光景です。これではエネルギー的にも不効率だと思います。
それから、高齢者の運転は非常に危ない。私の体験の中でも、高齢者夫婦が乗っている軽トラックが突然バックしてきて自分の車のぶつかってきたということがありました。
私自身もそのうち高齢者になるわけで、そうなったら車を運転せずに日常生活に必要な移動が出来る場所に住みたいと考えています。
昔は、都会っ子はひ弱で、田舎の子は体力があるなどと言われていましたが、今は地方に住む人たちは親も子も体力的にひ弱です。
親が農家で農作業を手伝っている子供や、そのへんの川や山で元気に遊んでいる子供なんてそうはいません。子供の川遊びなんて、親が危険だと言って許可しません。
人間の健康や、環境保護や、高齢化対策を考えるならば、地方に電車や路線バスをもっと多く走らせて自家用車の数を減らすべきです。
そうすれば自動車が走る道路の整備や管理のために多額のお金を掛ける必要も無くなります。
しかし、もしそうなったら既存の自動車メーカーやカーディーラー、ガソリンスタンド、カー用品店などが潰れてしまう。
このようなジレンマを解決するためには、自動車関係の企業がエコロジーや高齢化社会に対応した業種へ容易に転換することが出来るように、社会構造の改革が必要です。
様々な現実問題を考えていった時に、日本ではほとんど自給出来ない地下資源に依存することよりも、日本中どこでも栽培出来る麻(ヘンプ)を原料とする産業を振興することのほうがどれだけ理に適っているか!
このブログを読まれているほとんどの方は、そんなことは当たり前のことだということを知っているでしょう。
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「取り戻そう、日本の心を。−大麻の国、日本−」
http://rising.ooasa.jp/
「よのあさ 昔と今をつなぐ麻のお話」
http://iyasaka.ocnk.net/product/126
先日の記事「産業用大麻も許可されない日本・・・」にもFBユーザーの方から100件を超える「いいね」をいただき、またシェアしてくださった方も多数おりました。
マスメディアが正しいことをきちんと伝えるようになるまでは、ネット利用者による口コミが有効な伝達手段になるだろうと思います。
(やしろたかひろ)

タグ:大麻と日本
いつもコメントありがとうございます。
ヘンプが環境産業に必要な材料であると考えることを許可取得の要件としない、と聞いております。他の環境素材と比べてヘンプが取り立てて優れてはいないという間違った判断があるのだと思います。
麻はケナフやサトウキビやトウモロコシと比較して寒冷地域での栽培が容易であるし、綿花のように有害農薬を必要としません。
大麻取締法で問題にされているのはTHCだけなのに、法律に書いていないそういう部分に関してまでも利用価値を裁判所が勝手に判断していることになりますね。