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2013年01月16日

間違った倫理や道徳が性暴力被害者を生み出している

わいせつ文書図画販売罪に問われた「愛のコリーダ裁判」で「わいせつは検察官の心の中にしかない!」と主張して無罪を勝ち取るなど、現代社会のタブーに挑み続けた映画監督の大島渚氏が15日に亡くなりました。
これに対して各国のメディアは政治的なメッセージも発し、「偽善を標的にした、素晴らしい風刺作家だった」などと伝えています。
昨年の中山弥栄塾では、「男と女が仲良くなる法則」というセクシャリティーをテーマにした講座が実現しました。
これらに関連して、性暴力という世の中の闇の部分についても少し触れなければいけないのではないかと私は思いました。

今、性的虐待や性暴力が蔓延しています。
その中のごく一部の事例では警察沙汰になっているものもありますが、しかし情報が全く表に出ずに、加害者が咎められることもなく、被害者が一人で精神的に傷ついている事例のほうが圧倒的に多いということを私は知っています。
私がそのことを確信している理由は、かなり前から、自分がそのような女性たちと縁を持つことが非常に多かったからです。
おそらくそれは、過去世から現世まで弱者救済という一貫したテーマを持って転生を繰り返し、そこから離れることが出来ない私のカルマが引き寄せているのでしょう。

性的虐待や性暴力被害者の女性たちの自殺率は非常に高いそうです。
では、それ以外の女性たちはどうやって自殺をしたいほどの感情から逃れているかというと、自己の精神と肉体とを分離させることによって緊急避難をするのです。
究極のケースでは、援助交際をしたり性風俗嬢となる道を選び、自己の肉体を生活していくための道具と考えることによって問題を解決しようとします。

緊急避難のために意図的に自己の精神と肉体とを分離させた女性たちは、さらに自分の肉体を「聖なるもの」として取り扱おうとする傾向もあります。
例えば、介護師やボランティア活動家となって自己の物理的存在を社会のために役立てようとします。
また、究極のケースの女性たちの中には「聖なる娼婦」を目指す人がいます。彼女らは自分の性で社会に貢献できることを信じ、「性職」を「聖職」化することを生き甲斐にするのです。
古代においては「聖娼」という社会に認められた職業があったようですが、しかし今の社会にそれを認めさせることは非常に困難です。

性暴力体験がきっかけとなって介護師やボランティア活動家、あるいは聖娼を目指す女性たち。そのいずれにしても、自己のトラウマがエネルギー源となっている限り問題は解決しておらず、彼女らは精神的に相当無理をしがちになります。
そして、彼女らは基本的に男性に対する不信や恐怖心から抜け出すことが出来ていませんので、そのストレスやトラウマが、しばしばプライベートで付き合う男性に対する異常な攻撃性となって露出するのです。

「男と女が仲良くなる法則」にゲストスピーカーとして登場していただいた夏目祭子さんは、現代社会には性を汚いもの、イヤらしいものに変えたマインドコントロールが存在しており、そのことが性暴力の増加につながっていると言います。
未成年者が恋愛をすることを不純異性交遊と言って禁止している学校があります。しかし、それが不純である理由について明確な説明がされていません。
なぜ子供にポルノを見せてはいけないのか? なぜ生殖を目的としないセックスをしてはいけないのか? なぜ複数の異性と同時に恋愛してはいけないのか? このような質問に対する明確な答えはありません。
大麻問題もそうですが、なぜそれが悪いのか説明ができないことをタブーとする社会があります。家庭や学校、地域社会、そしてマスコミによる間違った性教育が、人間の精神の抑圧を生んで性暴力を蔓延させ、男と女が仲良くできない社会を作っているのです。

(やしろたかひろ)


中山弥栄塾で夏目祭子さんがこのテーマに関係する講演をしたDVDが完成しました。
第13回「男と女が仲良くする法則T」(2012.9.23収録)
http://www.ooasa.jp/school/index.php?dvd

中山弥栄塾DVD


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1/13 中山弥栄塾・銀河パーティーのスナップ写真を以下のページで紹介しています。
「キリロラ☆さんと中山康直さんが共演!」
http://blogs.yahoo.co.jp/ojirou_kannon/66000531.html

facebookやしろたかひろ個人ページ(気軽に友達申請をお願いします)
http://www.facebook.com/yashiro.takahiro

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posted by takahiro at 17:11| Comment(0) | 男と女の関係

2012年12月01日

Dr.マイクの「契約結婚のすすめ」

中山弥栄塾は、2010年(二千自由年)、NPOリフレッシュ学園・熱海断食道場の創始者で道場長であった、Dr.マイクこと牧内泰道氏の提案により始まりました。
当初の中山弥栄塾は、中山康直塾長と、私やしろと、牧内泰道氏の3名で運営していたのです。
牧内氏は私の能力を買ってくれて、私はしばらく熱海断食道場のプロモーションを手伝っていた期間がありました。その時期に、私が縄文の麻ふんどしを牧内氏にプレゼントしたことから、3人のつながりが始まったのです。
その牧内氏は、今年の1月に80歳の天寿を全うされました。

今年の中山弥栄塾は「男と女が仲良くなれる法則」という、セクシャリティーをテーマにした3回連続講座で終了いたしました。
「生涯青年」「絶対自由」を貫き通した牧内泰道氏。癌治しの大家、風水の大家などと言われましたが、実は、新しい男女のあり方を啓蒙するセクシャリティーの大家でもありました。
生前に牧内氏が綴ったコラムを以下にご紹介いたします。


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「契約結婚のすすめ」

殆どの人は好きで結婚するが、同居して暫くすると相手の欠点が気になる、嫌いになる、別れるはめになる。
だから契約結婚が一番気楽だよ。

結婚はお互いを束縛することになる。しかしこれからは「絶対的な自由」の時代となる。
今までの結婚は、一度結婚式を上げたら忍耐我慢し、死ぬまで別れない、これが正しい結婚だった。
しかし、もうそんな古くさい時代ではない。

これからは絶対的自由の時代だ、何ものにも縛られない生き方をするのだ。
結婚はお互いを縛る。これからの結婚の形態は、自由結婚、 契約結婚、別居結婚、複数の人と結婚する、お互いが全く自由、 束縛なしの結婚形式、それが正しい。

結婚相手に頼らない、自立して生きて行くには、イキイキとして生きて行くには、・・・
自分は何が出来るか、何を回りの人に与えることができるか、自分の独自性に生きていくことが大事だ。
特技特長が大事だ、必要だ、それを早く身につけること。 回りに教える、指導できるものがあると無いとでは全然違う。
もし何も無いとしたら、パートで人に使われてやるしかない。 でもそんな生き方つまらない、もう止めろよ。

人は命令されて動くのではなく、自分の命令で自分が動く、自分がトップとして生きる、その為に生まれてきたのだ。
自分しか出来ないもの、独自性と指導力を身につけるのだ。
今更そんな事を、などと思い、負け犬になってはいけません。
進歩しない人、前向きに生きてないしかめ面の人に、良い出会いはない、幸せは来ないですよ。

出会いは自分のレベルに応じた人としか出来ない。
レベルが低いのに、レベルの高い人の出会いを望んでいても、それは無理です。

ではどんな事を、何を身につければよい?
今、家庭で、社会で、求められているもの、欠けているもの、欲しているものを、考えれば幾らでもある、自分に問うてみれば分るはずだ。
誰でも、キレイになりたい、健康になりたい、家庭円満になりたい 、恋もしたい、成長したい、と願っている・・・この中に有る。

人は褒められたい、認められたい、愛されたいと願っている。 でも殆どの人は自分でそう想っていても、反対のことをやっている。
回りをけなし、欠点ばかり指摘している。「あの人ここに居ないから言うのですけれど」と陰口を言っている、非難している。
自分は認められたいが、他人を認めようとはしない。愛されたいが愛することをしない。
「愛とは許すことなり」なのに、相手を許さない 。
許すことをしない人が、誰が愛してくれるのですか・・・この中に有る。

そんな事言ったて、第一資金がない!・・・
分らなかったら、教えを乞えばよい、世の中にはベテランが沢山いる。経験と知恵を持っている人がいる。資金を出してくれる金持ちもいるよ。
人生の困難を沢山経た人が居るよ、相談すればよい、笑顔でね 。
でもね、その間、イヤな事、辛いこと、やりたくない事、出来そうもない事、誤解される事、バカにされる事、損する事、など沢山経験するだろう。
ヘコタレルな、指導ははみな、それらを卒業して来たのだ。
出来るよ出来るよ、必ず貴方も必ず指導者になれるよ。

何でも楽しくしちゃおう!ワッハッハッ!

(Dr,マイク 牧内泰道)

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posted by takahiro at 14:22| Comment(0) | 男と女の関係

2012年11月25日

男と女の統合でアセンションの世界へ

11月24日、中山弥栄塾「男と女が仲良くなれる法則」3回シリーズの最終回が行われました。
この日はゲストスピーカーに女優のすぎはら美里さんを迎え、塾長・中山康直さんの話と併せて、非常に内容の濃い講座になりました。
すぎはら美里さんの話の内容は後ほどこのブログの中でその一部をご紹介することにして、今回は中山康直さんの話の内容を紹介いたします。

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今年の6月21日(夏至)から始まった「夜明けの晩」の中で、11月7日に迎えた立冬が2012年12月21日の冬至(ゴールであり新たな始まり)へ向かう最終コーナーでした。
これからの1カ月弱は、物凄く時間が早くなっていきます。
そして冬至を過ぎたら時間軸の違いが現れます。
今までの、人を幸福にしないシステムの考え方やシステムのフィールドはだんたん衰退していきます。
しかし、未来のアセンションした波に乗っている人たちは、だんだん時間がゆっくりと感じられてきます。
時間のメカニズムは、これから上に狭くなっていく円錐螺旋の形で加速度を増していき、2012年12月21日のゼロポイントでいったん締めくくられ、それが今度は上に広がっていく円錐螺旋の形になっていきます。
本当に自分の物語を生き、自分自身を生き、自分の生き甲斐を生きるような状態を体現している人たちは、これから本番です。すばらしい生命活動がやってきます。
もう、昨日の事にこだわったり、明日の事に心配している間は無く、永遠の今を生きるのみです。

大麻とセクシャリティー。今までこれらは、ある意味で非常にタブー視されていました。しかし、このタイミングにおいてタブーをタブーにしておく必要はありません。
宇宙的な見地からすると、今、人間がやっていることも、自然ではないことも含めて、それは起こるべくして起こっていくし、成るように成っていきます。
しかし、人間界という視点で見たら問題が山積みです。環境は悪化し、健康は損なわれ、今だに戦争をやっているし、さらにTPPや消費税、原発の問題・・・、末期的な状態にきています。
そう考えると、この地球上で、我々人類が最もいらない存在なのかもしれません。だから、私たち人類が変わるということがあたりまえに大切な事なのです。

人類が変わるということについて、最も根幹的かつ大切な事は、男と女が仲良くなることではないでしょうか。
自分という個人のバランス調整は、太古の昔からキリストやお釈迦様、空海、日蓮・・・、あらゆる聖人賢者がやってきました。そして、その方法論は、瞑想だったり、ヨガだったり、断食だったりと、あらゆる方法が現代に伝えられてきています。
今、個人というレベルをもうひとつ越えたところに、今度は対極である異性とのバランス、鶴と亀が統べるという意味でのバランスがあると思うのです。
今ちまたにあるような男性と女性の軋轢、摩擦、対立。こういうものは、日本においてはイザナギとイザナミの神話から始まっています。
しかし、それはもう、2000年以上も経っている話です。そのイザナギとイザナミ、男性と女性の二極が、夜明けの晩だからこそ、いよいよ、鶴と亀が統べるような働きをもって、統合を迎えていく時期に来ているのです。
そして、男性と女性の究極的な理解、統合がなされないと、アセンションという世界には行きずらいのではないかと思います。
男性と女性、この向きの違う渦がひとたび向き合ったら両輪となり、ひとつの方向へ向かって行くエネルギーとベクトルを生むのです。これが銀河鉄道です。銀河鉄道の根幹は、二極の統合だったわけです。

このことは、マヤ・インカで予見されていました。
紀元前3113年から始まった長期歴の5200年周期の暦が、今年の12月21日の冬至で終わります。
これは闇の時代を現わしていました。これからは光の時代へ入ります。
闇の時代は分離のサイクルを現わしていました。しかし、それは大いなる一つと統合するための分離でした。
そして来年から光の時代に入るということは、分離の世界から統合の世界へ入るということなのです。

(中山康直)

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(やしろたかひろ)

posted by takahiro at 22:09| Comment(0) | 男と女の関係

2012年10月31日

「心」と「生」で「性」になる

中山弥栄塾は11月までセクシャリティーがテーマですが、先日、ある人とメールを交わしていたときに、その人が大事な事を言っていたのでご紹介いたします。

それは、「性とは、心と生の問題」だということてす。
生きることを意味する「生」という字に、心を意味する「りっしんべん」(心)を付けると「性」という漢字になります。

セクシャリティーがもし肉体だけのものだけならば、「りっしんべん」(心)ではなく、肉体を意味する「にくづき」(月)のほうを充てるべきです。
しかし、「性」とは、生命活動の中で、心を通わせることだったのです。
心が肉体と違う点は、物質的なものではなく、エネルギーの働きであることです。

つまり、誰かと心を通わせることが「性」。エネルギーを交わすことが「性」です
肉体を裸にすることよりも先に、心を裸にして付き合うことが「性」のお付き合いなのです。


ここで、ふたたぴ矢加部幸彦氏のフレーズの登場になります。

  この世に女子(おなご)と男子(おのこ)が存するは、
  各々の違いを認め、一身同体となることによって、あまねくを美化していくがため。
  それは互を養い、相手を開き、まことを育んでいくことなのです。。
  それが、神ながらの道、祈り合い称え合いの、まぐ愛なのです。。
                                (矢加部 幸彦)

すなわち、「性」とは「まぐわい」のこと。
互いに心で相手を受入れ、心が一体となり、癒やし合い、支え合い、高め合い、生命の美を奏で合う働きが「性」です。
同性愛者であっても、互いにこのような心の働きがあれば立派な「性」であると言えるでしょう。
また、恋人同士ではなくても、互いに心を裸にして付き合っている親友のような関係もまた、性エネルギーが交流していると言って良いのではないでしょうか。


世の中には、一方的に与える愛もあります。
他人や自然に対してボランティア活動をしている人たちの愛などがそうでしょう。
また、セラピーやカウンセリングは、一方的に与える癒やしです。
一般的に、これらのような一方的なものは「まぐわい」とは言いません。

ただ、一方的なものであっても、例えばボランティア活動をしている人たちの中には、最後には自分自身が癒されたという体験を語る人がよくおります。
そういう人というのは、個を超えた大きなエネルギーと交流しているのではないでしょうか。
つまり、ボランティア活動を通して神様とのまぐわいをしているのだと思います。

(やしろたかひろ)

posted by takahiro at 00:53| Comment(0) | 男と女の関係

2012年10月24日

「セックス」と「まぐわい」の違いは、魂のステージの違い。

「食欲」、「睡眠欲」、「性欲」が人間の三大欲求(本能)であると長い間言われてきました。
しかし、これらは生存や種の保存のために最低限必要な欲求なのであって、他の動物にもあり人間に限ったものではありません。

最近では、人間の三大欲求は「食欲」、「性欲」、「集団欲」であると考えられてきているようです。
「集団欲」とは、「人と精神的に関わりたい」「集団の中にいたい」「孤独は嫌だ」という欲求のことです。
群れること自体は他の動物にもありますが、それは主に生存のためのものです。人間の集団欲は、より高いステージに上がるための「高度な体験欲求」なのです。

...この記事はいやさかサイトに移転しました。ここをクリックしてお読みください。


posted by takahiro at 14:52| Comment(0) | 男と女の関係

2012年09月25日

女性はみんな巫女だった!夏目祭子さんの講演より。

9月23日、中山弥栄塾「男と女が仲良くなる法則T」が行われ、中山康直塾長とゲスト講師・夏目祭子さんの講演がありました。
以下は、当日、夏目祭子さんが講演された内容の要約です。

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私たち人類は、食の営みや性の営みを通して、この世界の物質やエネルギーを美しくする機能を持たされて生まれてきています。
ところが、ここに間違ったマインドコントロールをかけらたことによって、人類は様々な面で生活が歪められるようになってしまいした。
本来は、美しく、喜びに満ちたものが、恥ずかしく、痛みを伴い、苦しいものといったように、全部ドミノ倒しのよう裏返しになってしまったのです。
私たちの現実の世界は、男女が共に暮らすことの本当の意義が果たされていません。性について学ぶ意味とは、「男女が仲良く暮らすこと」なのです。

男女の性の交わりのことを「肉体関係」などと言うことがありますが、それは間違いです。性の交わりの本質は肉体と一緒になって存在しているエネルギー体を含むもので、全身全霊のエネルギー交流です。
全身全霊が交流するとによって、全部のチャクラをつかさどるエネルギーがお互いに浄化されるのです。
私たちの体の中心軸が性エネルギーの通り道で、私たちの体は天と地をつなげる通路になっています。

「SEX」(「性を別ける」という意味を含む言葉)、「H」(hentaiの頭文字)といった性の交わりを呼ぶ言葉の使われ方にも、マインドコントロールは現れています。
しかし、大和言葉には「まぐわい」というのがあります。漢字では目を合わせると書きます。太古の男女は、目と目とを合わせるだけで思いが通じていたのではないでしょうか。

人類にマインドコントロールをかけてきたのは宗教組織であり、その中でもキリスト教が典型的です。
聖書で娼婦と書かれている「マグダラのマリア」とは、実はイエスの伴侶でした。しかもただの夫婦ではなく、イシス神殿で全身全霊のセクシャルエネルギー交流をマスターした夫婦でした。
彼女とイエスが出会ったことによって、夜の交わりによりイエスのエネルギー体は強化され、それによってさまざまな奇跡を起こすことが可能になったのです。

支配者が支配の道具にするために、布教の名目で領土を広げるために、様々な教えが造られていきました。
その中で、性に関することを快楽のためにするのは恥ずかしい事だ、罪の意識を持て、というように教えられてきました。
子供をもうけるためなら神も喜ばれる、と性の交わりを生殖限定で奨励しました。こうして、性の交わりの目的が射精になってしまいました。
本来は全身全霊のエネルギー交流だったものが、へそから下で切られてしまったのです。

男性の肉体の性質は「火」であり、いつでも臨戦態勢OKですが、女性の肉体の性質は「水」であり、女性はだんだん温められて臨界点を超えると沸騰します。
女性が臨界点に達したときに生じるふわっとした大きなエネルギーに男性が巻き込まれることで、お互いのエネルギーの好循環が起こり、本当の快感、喜びが味わえるのです。
ところが、射精限定目的というように偏った形のありかたを刷り込まれたことによって、人類は全身全霊の満足感が味わえなくなってしまいました。
そうなると、欲求不満が溜まります。エネルギーの循環も詰まってしまっている状態なので、何かで発散しなければならなくなります。
それが、男性で言えば、戦争行為に利用されたり、今の時代で言えば経済競争などに転化されてしまっています。
女性のほうも買い物に浪費したり、アルコールに走ったり、過食に走ったりということになっています。支配者たちにとっては余計な事にお金を使ってくれることのほうが都合が良いのです。

男女の肉体の性質の違いは、男性は電子が一杯の飽和状態になっているのに対して、女性は電子が少し少なくて穴が開いているということです。
女性には穴があることで、天地自然界にあふれているマイナスイオンを居ながらにして吸収しています。
イヤシロチは、マイナスイオン濃度が高いといわれています。
電子が飽和状態の男性は、女性の体を通してマイナスイオンをいただくことができます。
なので、女性には男性を元気にさせる責任があります。自信と自覚をもっていただきたいと思います。
実は、そのためには性の交わりをしなくてもいいのです。仲間同士でハグするとか、肩をもんであげるとか、フレンドリーな接触でもいいのです。
笑顔とポジティブな言葉を男性に贈るだけでも、エネルギーがどんどん男性に送られて、元気にして差し上げることができるのです。

また、女性性の本領は、「感じる力」です。女性には、見なくてもわかる力があり、本来みんな巫女でした。
特別に神々の声を聞く能力が優れているというような職業的な巫女ではなくても、普通の生活者の女性にも、自然界からいろいろなものを受け取るアンテナが立っています。
昔はそういう女性の言葉を重んじて、男性が行動していました。そのようにして昔は男性と女性のバランスがとれていたのです。

これからは、男性も男性性の中にある女性性を見出すことが必要です。
また、男性性に支えられた女性性の開花が重要だと思います。
女性性の性質は何でも受け入れてしまう「マル」なので、流されっぱなしにも成りかねません。
そこで、マルの中に男性性の芯を立てることによって、女性も自立して生きていけるようになります。

(夏目祭子)

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私は性の交わりの本質を潜在的に知っていました。
それは、私が小学生時代から合唱をやっていたために、自分の体の性エネルギーの通り道を知っていたからだと思います。
歌を歌うという行為は、性エネルギーの振動を伴うものなのだと思います。

現代人の性の交わりは、宗教と、雑誌と、AVに完全にマインドコントロールされてしまっていると思います。
愛し合っている男女の間に必要なのは全身全霊の「ハグ」であり、「性技」は必要無い。
私はこの日の夏目さんの講演を聞いて、アセンションをするためにも、現代人の性に関する認識の修正が重要と切に感じました。

(やしろたかひろ)


この日の夏目祭子さんの講座を収録したDVDを販売しています
第13回「男と女が仲良くする法則T」(2012.9.23収録)
http://www.ooasa.jp/school/index.php?dvd



posted by takahiro at 10:59| Comment(1) | 男と女の関係