報道内容をいくつか掲載しておきます。
マスコミの報道のあり方について、この機会に皆様に考えていただけたらと思います。
■伊豆大島の自宅に大麻所持していた自称・縄文エネルギー研究所代表ら現行犯逮捕
伊豆大島で大麻を隠し持っていた疑いで、自称・縄文エネルギー研究所代表の男ら7人が、警視庁に逮捕された。
自称・縄文エネルギー研究所代表の中山康直容疑者(47)は、東京・大島町の自宅に、大麻45グラムを所持していたところを、大麻取締法違反の現行犯で逮捕された。
このほか、男女6人も自宅で大麻を隠し持つなどした疑いで逮捕されている。
警視庁によると、中山容疑者は自宅敷地内で大麻草を栽培していたという。
中山容疑者は警視庁の調べに対して、「大麻は有害だとは思わない。治療目的で有効な働きをすることは証明されている。大麻の栽培方法、成長過程を研究していた」などと供述しているという。
(12.2 FNNニュース)
■神棚に大麻飾る、宗教団体の7人逮捕
警視庁は2日、東京都大島町波浮港、会社社長中山康直(47)、同町差木地、画家荒井唯義(65)の両容疑者ら男女7人を大麻取締法違反(所持など)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。
中山容疑者と荒井容疑者は宗教的な儀式をする団体を主宰しており、残りの5人もこの団体の参加者だったという。同庁幹部によると、中山容疑者は先月29日、自宅で乾燥大麻約45グラムを所持した疑い。荒井容疑者は同日、知人の女の自宅に乾燥大麻約270グラムを営利目的で所持した疑い。荒井容疑者は神棚にサカキの代わりに大麻を飾っていたという。
(12.3 読売新聞)
≪追 記≫
神棚に大麻を飾る例として、環境科学博士でヘンプ製品普及協会理事の赤星栄志氏がこのような写真を公表しています。
http://hempcar.ooasa.jp/article/51336909.html
日本文化の中で大麻は神仏と深い関わりのある草とされてきましたから、サカキではなく大麻を飾っても間違いではありません。報道内容には、マスコミの無知が露呈されています。
それから、本日の日刊スポーツに、昨日に私が電話取材に応じた内容が紹介されています。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20111203-871813.html
ところが、私が単に「大麻」と言ったのを、「大麻のエネルギー」と、変な言い回しに変えて書かれています。やはり宗教っぽくしたいようですね。
改変された記事内容
「中山さんは『大麻のエネルギーは、人間のよりよい共生社会を作っていく上で必要なもの』という素晴らしい思想を持っている人です。縄文時代の人びとは、大麻のエネルギーを有効に使っていたんです」
私が取材の中で実際に発言した言葉
「中山さんはみんなで共生社会を創っていこうという啓蒙活動をしている人です。共生社会とは、人と人とが戦って争って、自分だけ生き残ろう、自分だけ良い思いをしようという社会ではなく、生かし合い助け合いながら、互いに繁栄していく社会の事です。」
「共生社会を形成していた縄文時代の人びとは、日常の生活の中で大麻を平和利用していたのです。」
≪追 記 12/5≫
個人ブログのようですが、ヴィジョン オブ ニューアース、荒井唯義氏に関する情報を見つけました。
http://ture22.seesaa.net/article/238625652.html
≪追 記 12/10≫
大麻取締法の改正へ向けて企画発表!
http://iyasaka.saloon.jp/article/51664781.html
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※大麻(麻・ヘンプ)を詳しく知るための参考サイト
大麻を正しく考える国民会議
麻を知る(アサノハ)
NPO法人医療大麻を考える会
麻と人類文化
麻類作物研究センター・ヘンプ55
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医療大麻講座のDVDが発売されています>>